株主優待 極楽湯
今日ご紹介するのは多くの個人投資家を苦しめ塩漬けに沈めたであろうことで有名な極楽湯もとい地獄湯です。2016年まで順調に成長し、2016年に一気に株価が跳ね、かつ手を出しやすい価格帯であったことも枚数を増やし、悲劇を増幅させる要因となりました。
優待内容:株主優待券(無料入浴券)
1年以上:4枚 2年以上:5枚(100株以上)
1年以上:6枚 2年以上:7枚(300株以上)
1年以上:10枚 2年以上:11枚(500株以上)
1年以上:20枚 2年以上:21枚(5,000株以上)
権利確定月:9月末日
現在株価:309円
一株配当:0円(2020年9月末日、利回り0%)
決算が悪く2020年より無配転落しているため、使わないのであれば株主優待をメルカリで売って塩漬けの穴埋めをするぐらいしか手はないです。
1枚当たり500円ぐらいと比較的高く売れますが、それを考慮しても手を出せば五右衛門風呂で釜茹でされるだけですし、毎年地味に改悪を繰り返しているのでやめておくのが賢明です。
桐〇さんが株主優待投資は農業のようなものと仰っておりましたが、うまくいけば年に1,2度だけ収穫はできるけれども、災害が起これば元手まで大きく棄損し得れるものはほぼないという点ではある意味当たっているように感じます。
優待品が届くと嬉しいですし、もちろんいい思いができている銘柄もありますが、経験上株価が業績とかけ離れていたり塩漬け期間が長かったりと悪いことが多く、投資を初心者に興味を持たせるフックとしてはいいかもしれませんがカモにされることが多いですし、まともな銘柄に投資して儲かれば優待なんかなくても欲しい商品は簡単に買えてしまうので優待目当ての投資はお勧めできません。